『 忘れかけてた恋の色 』~ 短編 2部作~
涼太:『もう…泣かないでよ(笑)』
紗織:『…だって…』
涼太:『(笑)』
紗織:『…弟みたいだったのに…』
涼太:『…え…?』
紗織:『佐久間くんって年下だし、人懐っこくて…可愛かったから』

倉橋が顔を上げると、佐久間は淋しそうな顔をして見詰めていた。

涼太:『…だから…だったんだ』
紗織:『え…?』


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