私達の恋愛事情。
「なんで、俺がお前なんかと帰らないといけないんだよ?
うせろ。ブス。」
真顔で。
にこりともせずにそう言い放った。
そうか。
やっぱり、貴方にとっての私はそれだけの存在なんだ。
「………そ、そっか…ごめん。」
最初からわかってたから。
予想はついていたから。
彼の靴箱にいって、手紙をいれる。
本当に最後の、最後の悪あがき。
それは、私がまだ彼の事を愛しているという証拠で証。
今日の放課後。
決まるんだ。
貴方は来ないと想うけれどわずかな期待を胸に私は貴方を待ちます。
──放課後、屋上で待っています──