天使のメガネ
Otakinmaと言う謎のワード。
忽然とメガネを奪われた私。
アルスに何が起きているのか、私には解らない。
私がアルスを踏んだことで、アルスの身に何かが起きた事は間違いない。
アルスは依然見えない。
そんなに思い切り踏みつけた訳ではないのに、
あんなにイタがるなんて、だんだん不安になってきた。
「アルス〜大丈夫?」
すっと、
メガネが私の目に戻った。
「あれ?見える……」
どうやらアルスがメガネを掛けてくれたようだ。
アルスは、何事も無かったように、服を纏い立っていた。
「みなみ。もう大丈夫だ」