バンテスト魔法書の保持者
魔力の受け渡し


自分の魔力を、他のモノに魔力を与えること。


魔力切れを起こした者などにやることはある。


というか、やったことがある。


魔力の受け渡しは、出来たことにこしたことはないだろう。


何より、これを習得すればいいこともある。


まず、相手にかける魔法の上達。


防御や攻撃を上げたり下げたりする魔法は、これが出来ないとまず出来ない。


何も、魔力を渡すのは人じゃなくてもいい。


植物、人、魔獣。


かけるのなら魔道具にも使うし、魔術装備などにも使える。


自分の魔力を注ぐのだ。


コツを掴めば簡単。


というか、誰でも出来る。


問題はスピードと与えれる量。


出来る人は、指パッチンだけで出来る。


何もやらずに、ノーモーションで出来る人もいる。


1番やりやすいのは、渡したいモノに触ることだろう。


手をかざしたりするのもいいけど。


「今回受け渡すのは人。相手のペアに自分の魔力を渡すんだ」


魔力の受け渡しで1番やりやすいのはモノ。


さっき挙げた魔道具や魔術装備。


2番目にやりやすいのが人。


だけど‥‥‥‥


「不快感や気分が悪くなったらすぐに言え。合わないようであれば、ペアを変えてやってもらうこともある」


そう、人にやるのは問題がある。


注がれた魔力が自分に合わなかったりすると、
不快感に煽られることもある。
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