バンテスト魔法書の保持者
渋るミミーチャにふんわりと微笑んでみせる。
それからミミーチャは少し顔を伏せ、もう1度僕の顔を見直す。
それから一礼して、姿を消した。
さて‥‥‥
「学園長、ご機嫌いかがですか?」
笑顔を貼り付け、学園長に近づく。
なるべく子猫ちゃん達から興味を削がなくちゃな~
銀髪君が学園長を見る目は、冷たい。
「よくない」
「あらら、それはそれは。それで、ご機嫌のよろしくない我がハンラルト学園の学園長はなぜここに?」
「大き過ぎる魔力反応だ。私がかけた結界が壊れるほどの。だから見に来た」
・・・
大きな魔力反応ではなく、大き過ぎる魔力反応と学園長は言った。
ま、そりゃそうでしょ。
僕、魔法書なんて出しちゃったし。
子猫ちゃんは子猫ちゃんで、あの魔法に対抗できるほどの魔法を使っちゃうし。
「そうですか。あ、質問です。何故僕の勝ちなんですか?」
「私の一撃をお前は防ぐことができ、あの1年は防げなかった。それで充分だ」
「ああ、そうですか」
思わずげんなりする。
この人、好きじゃないんだよね~
試合、ずっと見てただろうにそれを言わない。
何にせよ、学園長が生徒に一撃を放つって‥‥
‥ダメだろ。
「じゃ、僕は子猫ちゃんと医務室行ってきますね」
「オシレッ‥‥‥」
「子猫ちゃーん、銀髪くーん、行くよー!」
学園長がなんか言いかけてるけど無視無視。
僕は一瞬で子猫ちゃん達との間合いをつめ、銀髪君の肩に触れる。
そして医務室まで瞬間移動した。
*********************
それからミミーチャは少し顔を伏せ、もう1度僕の顔を見直す。
それから一礼して、姿を消した。
さて‥‥‥
「学園長、ご機嫌いかがですか?」
笑顔を貼り付け、学園長に近づく。
なるべく子猫ちゃん達から興味を削がなくちゃな~
銀髪君が学園長を見る目は、冷たい。
「よくない」
「あらら、それはそれは。それで、ご機嫌のよろしくない我がハンラルト学園の学園長はなぜここに?」
「大き過ぎる魔力反応だ。私がかけた結界が壊れるほどの。だから見に来た」
・・・
大きな魔力反応ではなく、大き過ぎる魔力反応と学園長は言った。
ま、そりゃそうでしょ。
僕、魔法書なんて出しちゃったし。
子猫ちゃんは子猫ちゃんで、あの魔法に対抗できるほどの魔法を使っちゃうし。
「そうですか。あ、質問です。何故僕の勝ちなんですか?」
「私の一撃をお前は防ぐことができ、あの1年は防げなかった。それで充分だ」
「ああ、そうですか」
思わずげんなりする。
この人、好きじゃないんだよね~
試合、ずっと見てただろうにそれを言わない。
何にせよ、学園長が生徒に一撃を放つって‥‥
‥ダメだろ。
「じゃ、僕は子猫ちゃんと医務室行ってきますね」
「オシレッ‥‥‥」
「子猫ちゃーん、銀髪くーん、行くよー!」
学園長がなんか言いかけてるけど無視無視。
僕は一瞬で子猫ちゃん達との間合いをつめ、銀髪君の肩に触れる。
そして医務室まで瞬間移動した。
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