君が居ない夜





誰も居ないような虚無感に溢れかえってる家に


私は帰りたくなくて、居場所を見つけたくて
街全体を見渡せるこの高台に登った。



「お腹空いたな…。」



「おい。」



?!



いきなり後ろからドスの効いた声が
私に発せれれる。




「誰…?」



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