性悪魔王と妄想モンスター(5/19 63P公開)
そしてワタシとむくろ君のラブアンドピースが再開した今!!むくろ君とワタシの触れ合い場面が少ないので何とかそこを埋め合わせしなければならないんじゃ!!!
ぬぉおおおおおおおお!!!
勢いよくワタシのクラスがある階まで来ると人集りが見えた、近づくとその中心には良く知った人物がいらっしゃる。
「…む、むくっ…!」
…………え?
ん???
同じ制服を着た人たちをかきわけて、ワタシは騒ぎの中心へと飛び出た。
ワタシの探し求めていた愛しき人物はちゃんとそこにいて、そしてその人物の足元には綺麗とは程遠い姿の…たぶん人?が跪いていた。
パチパチパチと何度か瞬きをしてワタシが口にしたのは、
「……牛乳、プレイ?」
状況を説明するにはこれがしっくりくると思われる。
むくろ君が片手にひっくり返し持っているバケツからはポタポタと白い雫が落ちている、そして跪いている人?は白い液体塗れだ。匂いからするとこれは牛乳。
これ牛乳パック何個分ぶち撒かれたんだろうとワタシは純粋に疑問する。
なんか白い水分って妖しいですね、あ違います?なんかすいません。じゃなくて、
おっとっと!足元に広がってくる牛乳を避けながらむくろ君へとワタシはさらに近付く。
ああ、その人(牛乳塗れの)を見下した眼差し最高です。ぜひともワタシへも向けて下さいませ!むくろ君とでしたらワタシも牛乳プレイをいたしたいでございます!!!!
というか牛乳になってむくろ君に飲まれたいです!!!!!んはぁああんっ、最っ高っ!
ガコンッ、
「……ふぁ?」
視界が暗くなった。