期間限定の恋、はじめました。
現在16時になる10分前。


待ち合わせはこの近くにしたんだけど、この場が盛り上がりすぎてて16時には絶対終わらない雰囲気。


今も達郎とその他大勢の男子が昔懐かしのアニソンを連発で歌って、超盛り上がってる。


これはそっと抜けるしかないな。


それでも勝手に抜けるのは一応企画したのは私だし忍びないので、そっと達郎に声をかけた。


「達郎」


「ん?なに?」


「ごめん、私用事できてちょっとここで抜けるね」




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