期間限定の恋、はじめました。
「先輩、明後日卒業式ですよね?」
「ん?そうだな…」
「卒業さみしいですか?」
「そりゃーね」
「あ、そうだ!」
先輩に抱きついていた私は顔を上げ、少し離れた。
「先輩、卒業式と言えば第二ボタンください!一生大切にするんで!」
「第二ボタンってうちの学校の制服、ブレザーだから第二ボタンなくね?」
!?
た、確かにそう言えばそうだ……
「で、でもボタンが一応二つ真ん中に付いてるじゃないですか!あれの二番目のヤツがきっと第二ボタンってやつですよ!きっと」
「俺、この高校の卒業式でそういうの見たことないけどな」
「……」
「ん?そうだな…」
「卒業さみしいですか?」
「そりゃーね」
「あ、そうだ!」
先輩に抱きついていた私は顔を上げ、少し離れた。
「先輩、卒業式と言えば第二ボタンください!一生大切にするんで!」
「第二ボタンってうちの学校の制服、ブレザーだから第二ボタンなくね?」
!?
た、確かにそう言えばそうだ……
「で、でもボタンが一応二つ真ん中に付いてるじゃないですか!あれの二番目のヤツがきっと第二ボタンってやつですよ!きっと」
「俺、この高校の卒業式でそういうの見たことないけどな」
「……」