終わりの世界の君と僕






「エイジくん」



私が名前を呼ぶと、ぴくりと肩を震わせるエイジくん。



「うららちゃんに伝言を頼まれていたんですよ


_______うららはエイジくんのことが好きでした



だそうです」





刹那、凍りつく空気。



エイジくんは、一際大きく肩を震わせると…





涙を流しながら、私に殴りかかってきた。







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