あいつ等×バカ
―――そして授業が始まり、このクラスの雰囲気がわかった。
誰かが先生の言うことに対してツッコんで笑ったり。
先生に無茶な質問をして困らせて笑ったり。
誰かが言う面白いことに対して笑ったり。
…とにかく、わんぱくで笑いの絶えない楽しいクラス。
…あたしが1番好きな雰囲気やっ♪
「…なに笑ってんねん。きっしょ」
隣からのその一言で、あたしの笑顔は一瞬で消え去った。
ギロッと隣を睨むと、しらばっくれた顔で黒板を見ながらノートを書き始める翔。
むっかつく~(^∀^#)