もしも。

まるで、拷問だった。


合理的な先生の前では、私の主観だけの考えなんて、子供すぎた。

言葉にすれば、心を占領して

私を深く傷つけたものが、たったこれくらいだったのかって思うくらい。

言葉で表したら、たいしたものじゃないかもしれないけど、

確かに私にとっては苦しいもの。


なにより信頼してた唯一のチームメートに必要とされてないばかりか、

クラス中で陰口が言われてるんだから。


解放されたのは、部活終了寸前。


部活に行くと、顧問が二人とも揃っている。

簡潔に説明をする。


近くにちーちゃんがいたから

聞かれていたのかもしれない。