もしも。

私らしく生きる生き方は忘れた。


誰かに好かれようとする自分もいない。


いまはただ、

誰かの心に踏み込むことが怖い自分だけがいる。


笑うことすらできない自分が、


いまは少しずつ笑えてる。


陰口にはまだ慣れなどしない。


むしろ、森田さんと山田さんの会話には

ビクつくことも多い。


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