もしも。

そんなとき、

陰口を言い続けるクラスメートを許せなくなった。


「さーちゃんは、考えすぎなんだよ」


部活で、唯一同級生の女子プレイヤーの

ちーちゃんこと、千尋は私の希望だった。


クラスメートでもあり、

チームメートでもあった。


私が、クラスに早苗という親友がいたから

クラスで一緒にいることは少なかった。

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