青春ストーリー
「でも落ちたことによってまた高校でも亜弥達と一緒にいれるんだし、結果オーライだよ。」
話している間に、気付けば駅に着いていて、うるさく鳴り響く電車の音で、私はやっと我にかえった。
空いてる席がなく、いつも通り扉の近くで二人並んで立った。
「そう言えば初めてかもね、二人だけで話すの。」
「あー、そう言えばそうかも。こないだまでは赤の他人だったのに、たった1ヶ月で三人組から四人組になっちゃった。」
二人で珍しく、他愛ない話をした。そこで出てきたのは、得意な科目の話や、次の月にある林間学校の話などで、思ったよりも遥稀君とは仲良くなれるような気がした。
私が降りる駅が近づき、「また明日」と私が言おうとしていたところ、遥稀君は携帯を出して言った。
「アドレス交換しない?友達だから、何かしら連絡とれた方が便利でしょ。」
私は軽く頷き、鞄からスマホを出して遥稀君とアドレスを交換した。
「じゃあ、また明日。」
「うん、また明日。」
そう言って私達は別れた。
話している間に、気付けば駅に着いていて、うるさく鳴り響く電車の音で、私はやっと我にかえった。
空いてる席がなく、いつも通り扉の近くで二人並んで立った。
「そう言えば初めてかもね、二人だけで話すの。」
「あー、そう言えばそうかも。こないだまでは赤の他人だったのに、たった1ヶ月で三人組から四人組になっちゃった。」
二人で珍しく、他愛ない話をした。そこで出てきたのは、得意な科目の話や、次の月にある林間学校の話などで、思ったよりも遥稀君とは仲良くなれるような気がした。
私が降りる駅が近づき、「また明日」と私が言おうとしていたところ、遥稀君は携帯を出して言った。
「アドレス交換しない?友達だから、何かしら連絡とれた方が便利でしょ。」
私は軽く頷き、鞄からスマホを出して遥稀君とアドレスを交換した。
「じゃあ、また明日。」
「うん、また明日。」
そう言って私達は別れた。