お隣さんlover



「目覚めた?.....おかゆ食べれる?ってなんで泣いてんの〜」


なんと現れたのは新だった。
安心してしまった私はなんと涙を流してしまったみたいだ。



「だ、だって泥棒だと思って怖くって、そしたら新だったから.....」


「安心した?だってほら、うららの体拭いて着替えさせたのも俺だよ?化粧落としたのも俺だよ?」


言われてみると、下着は付けてないし、服は見たことあるパジャマになってるし、顔はすっきりしてる。



「.....ハダカみたの?」

「そりゃもうバッチリ。うららが『新〜触って〜』って言ってたのに熱あるから我慢したんだよ?」

「う、嘘でしょ?」

「あ、バレた?まぁそんなことは言ってないけど、体中気持ち悪そうだったし、俺、彼氏だし、役得?」


「.....どうやってこの部屋入ったの。」

「うららが合鍵くれたんじゃん。だいぶ前に。割と適当に。」


確かに渡してたわ、合鍵。



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