溺愛伯爵さまが離してくれません!
―――ごめんなさい、ごめんなさい、レガート。



・・・先逝く私を許して。


どうか貴方がこれからも幸せでありますように。

どうかこれからも笑っていられますように。

どうか・・・。



―――そして、そのまま。

私の意識はぶつりと途切れている。








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