溺愛伯爵さまが離してくれません!
・・・そう。
私は、伯爵さまが好き、なのです。
その気持ちに気付いたのは、お仕えして5年程経った時でした。
でも私は年上で、ただの庶民で。
どう足掻いても、私の想いは伯爵さまに届く事はない。
結ばれる事は、決して、・・・ない。
だから、この想いを断ち切る為にも、私は見合いをするしかないのです。
お見合いをして、結婚の約束をして、侍女を辞める。
そこに行くまでに、そう時間は掛からないでしょう。
それまでに伯爵さまには特定の方を見つけて貰わなくては、私もスッキリと辞める事が出来ません。
ですからキチンとした生活を、と口うるさく言っているのですが・・・。
「そう、今日もリベラル公爵の所でパーティーがあるんだ。だから遅くなる」
・・・全く聞いても、効いても、いないようでした
私は、伯爵さまが好き、なのです。
その気持ちに気付いたのは、お仕えして5年程経った時でした。
でも私は年上で、ただの庶民で。
どう足掻いても、私の想いは伯爵さまに届く事はない。
結ばれる事は、決して、・・・ない。
だから、この想いを断ち切る為にも、私は見合いをするしかないのです。
お見合いをして、結婚の約束をして、侍女を辞める。
そこに行くまでに、そう時間は掛からないでしょう。
それまでに伯爵さまには特定の方を見つけて貰わなくては、私もスッキリと辞める事が出来ません。
ですからキチンとした生活を、と口うるさく言っているのですが・・・。
「そう、今日もリベラル公爵の所でパーティーがあるんだ。だから遅くなる」
・・・全く聞いても、効いても、いないようでした