溺愛伯爵さまが離してくれません!
ごめんなさい、伯爵さま。
もう限界です。
こんな形であなたの前から去る私をお許しください。


どうかこれからの伯爵さまの人生が幸せなものでありますように。
どこにいても、私はそう願っています。




ありがとう、伯爵さま。

そして、

さようなら、伯爵さま―――・・・。
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