強面勘違い年下男と見た目詐欺なアラフォー女
というよりも

『好きっていってる人の事が信じられないんだ』

『…ソレとコレとは話が別っす。
多い時で週3、2人をお見かけする事がありますよ?
他にも近くのコンビニで何か飲んでる姿も見かけた事ありますし。
それで何にもない、仕事でお世話になっただけってのは、言い訳として苦しくないっすか?』

『…苦しいね』

『でしょ?疑うのも当たり前っす。
というよりもなんで隠したがってるかが不思議なんすけどね。
……長谷川さん独身でしょ』

疑問符ついてないとこが怖いよ後藤君。

興信所とか使ってないよね?

『指に付けてなかったっすよね?』

『まあ独身さんですよ。彼女なしですし』

『なら、芙未さんは長谷川さんのナニ?』

姪ですよ。

と言っても信じないだろうからな。

『なんでしょうね。友達じゃないですか?私はそう思ってますよ』

同好の士な友達。

というよりも私がマンガやゲームにはまったのも原因は滋さんだしね。

同好の師か。

『男女の間で友情は成立する、ってヤツっすか…』

『いや、ほらコピーもういいんですか?』

『ああ。終わってました』
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