星になれたら
「…そうかな?」


「うん、



でも続けて!」



亜矢は笑顔を見せる。



「うん!


それで、世間は釣り合わないとかいろいろ言うわけ」



「あ-うんうん」


「否定しろよ!



…まあ、でも僕は言うんだ。


亜矢は口も悪いし、乱暴だし、頭弱いし…」


「ちょっと-!」



「でも…大好きなんですって」



「…くさい」



亜矢が照れるから、僕も恥ずかしくなる。





「そうして世間から認められた僕らはゴールイン!



亜矢に似て天使みたいな、中身は亜矢じゃなくて僕に似て優し-い女の子も生まれて幸せに暮らしましたとさ♪」



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