星になれたら
「あっれ?」

亜矢が驚いた顔をする。


「あ、えっと…打ち合わせ!長引いちゃったの」




「そうか…」

スキンヘッドが優しく言った。






「みんなもう帰ってるかと思った…。」



みんなは押し黙って下をむく。




「お腹へったぁ-!じゃあみんなで何か食べいこ!!」

亜矢はそういってパタパタと階段を降りてきた。



「ジュンも行くでしょ?」
亜矢はジュンの腕を掴み引っ張る。


「行きます!」
ジュンは顔を真っ赤にさせて言った。



「君も行こうよ!ね?」
亜矢が僕を見つめて微笑む。




みんなでかなり遅めの晩ごはんだ。




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