星になれたら
「…ヨースケか?」



僕はライブハウス、BEAT BOXの前までふらふらやってきてしまった。


後ろから声が聞こえて僕は振り返る。



「アツシさん!」

昼間が似合わないスキンヘッドの大男が立っていた。



「よう!ちょうどいい、お前も行くか?」



「…どこにっすか?」


「亜矢んとこ」





僕はアツシさんに駆け寄った。たぶんわかりやすく嬉しそうな顔をしていたと思う。





< 25 / 153 >

この作品をシェア

pagetop