星になれたら
昼間からギラつく繁華街をアツシさんの横にくっついて歩く。





「なんか最近の亜矢、お前の話ばっかだぞ?」



「え?」



「…ヨースケ童貞そうって!」

アツシさんがゲラゲラ笑っている。


天使の爆弾発言に僕は唖然とする。



「亜矢の見かけにだまされんなよ?」

アツシさんがにやりと笑う。



「あはは…だまされそうです」

僕は苦笑いだ。




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