星になれたら
今度は僕が亜矢の頭を撫でた。


「一人で抱えこんで…辛かったな?」



亜矢が僕に抱きつく。



「…辛いょ



ヨースケ…あたし、死んじゃうのかな?」





「亜矢…」


「ヨースケの知り合いの子はどうなったの?」



「…元気だよ!」





亜矢はふわっと微笑んだ。



「顔にかいてあるよ…」

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