星になれたら
当の亜矢は気づいていない様子。



「このプーさん、亜矢家の家宝にする!」



「あははは!家宝?」


「うん!」




そう言って無邪気に笑う亜矢はやっぱり天使で、



「…ヨースケぇ?」


「ん?…ああ、ごめんごめん!」




僕はつい見とれてしまうんだ。






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