エンディングレター、明日。



すべてがわからない。



「奏多くん、ごめんね。」


紡木先生がいつのまにかそこにいた。


「でも本人の意思を最後は尊重したい、という医院長の願いで…勝手なことをしてしまったね……。」


「苦しませて、ごめん。」



深々と俺に謝って

申し訳なさそうな声色ではなしてた。



『いろいろ…おかしいじゃないですか……』

『深桜は…なんで死ぬんですか??』




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