エンディングレター、明日。



紡木先生は顔を曇らせた



「僕も…担当医師じゃないからあまりわからないんだ。」

「ただ、彼女は脳血管疾患だと聞いている。」




「でも、それで余命宣告までされるということは聞いたことが…」


ぼそっと呟いたつもりだろう。


ただ俺はしっかり

その声を聞いていた。





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