エンディングレター、明日。



‥…せめて、奏多のまえでは

〝普通の女の子〟

でありたかった。




小学生のときに、入院していたのは

私だけじゃないことを知った。



どんな人か知りたくて、

話しかけて、

好きになった。




安易な考えかもしれない。



好きな人のための死ぬのが本当の愛だと。



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