エンディングレター、明日。



どんなにがんばったって、



どんなに奏多の近くに居たって、




ずっと不安しかなかった。




あの純粋無垢な笑顔を

私が壊すかもしれない。



今までよりも、もっと

苦しませることになったら。




それに、奏多の前で倒れないか、

何か起きないか


いつもヒヤヒヤしていた。




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