エンディングレター、明日。
気がつくと火曜日になってて。
深桜がプリンを持っていつものごとく、ノックしないで入ってきた
「めっちゃ風つよかった〜〜」
って言ってベッドの下から丸イスをだして座る
そんな深桜さえもが
愛おしく、
哀しくなってくる。
終わるとわかっているのに
終われない時間。
『あのさ、深桜』
いつもより声がちいさかった、震えてた。
なによりも
涙がでそうで。
『俺、あと1年でこの世とお別れしなきゃいけないんだって』