俺に溺れとけよ
水泳部の夏は本当にあっという間だよね…
来年こそは優勝してもらいたいなぁ…その為に私もマネージャーとして頑張らなくちゃ!
「そういえば…来週誕生日だよな?」
すると、肉まんをもぐもぐと食べながら思い出したように言う蒼井くん。
「うん。20日ね」
「覚えてるよ。その日良かったらどこか行かないか?誕生日だし」
「え!?」
そ、それって…もしかして…
「その日都合悪い?」
「暇ですっ!超暇です!!」
全力で言うと蒼井くんはクスクス笑う。
「じゃあどっか行こ。行く所俺の方で決めちゃっていいかな?」
「うん!楽しみにしてるね」
笑顔を向け合う私達。私は空にも羽ばたきたいくらい嬉しい気持ちになっていた。
ドサッ
その日夕方家に帰ると、私はクローゼットから服を引っ張り出して来週蒼井くんと出かける時に着る服を選んでいた。
初デートってどんなの着ればいいのかな…
っていうかこれって、やっぱりデートなんだよね?
想像するだけでぽわーんと幸せな気持ちになる。
早く誕生日にならないかな…♪
「水野!」
そして誕生日当日。私は待ち合わせ場所のバス停に15分も早く着いてしまい、ドキドキしながら待っていると数分後蒼井くんがやって来た。
「ごめん待った!?」
「ううん大丈夫っ」
走って私に駆け寄って来る蒼井くんは、濃いグレー色のサマーカーディガンを着て下は紺のハーフパンツ姿。
なんでこんなかっこいいのっっ
めちゃくちゃ似合い過ぎっ
来年こそは優勝してもらいたいなぁ…その為に私もマネージャーとして頑張らなくちゃ!
「そういえば…来週誕生日だよな?」
すると、肉まんをもぐもぐと食べながら思い出したように言う蒼井くん。
「うん。20日ね」
「覚えてるよ。その日良かったらどこか行かないか?誕生日だし」
「え!?」
そ、それって…もしかして…
「その日都合悪い?」
「暇ですっ!超暇です!!」
全力で言うと蒼井くんはクスクス笑う。
「じゃあどっか行こ。行く所俺の方で決めちゃっていいかな?」
「うん!楽しみにしてるね」
笑顔を向け合う私達。私は空にも羽ばたきたいくらい嬉しい気持ちになっていた。
ドサッ
その日夕方家に帰ると、私はクローゼットから服を引っ張り出して来週蒼井くんと出かける時に着る服を選んでいた。
初デートってどんなの着ればいいのかな…
っていうかこれって、やっぱりデートなんだよね?
想像するだけでぽわーんと幸せな気持ちになる。
早く誕生日にならないかな…♪
「水野!」
そして誕生日当日。私は待ち合わせ場所のバス停に15分も早く着いてしまい、ドキドキしながら待っていると数分後蒼井くんがやって来た。
「ごめん待った!?」
「ううん大丈夫っ」
走って私に駆け寄って来る蒼井くんは、濃いグレー色のサマーカーディガンを着て下は紺のハーフパンツ姿。
なんでこんなかっこいいのっっ
めちゃくちゃ似合い過ぎっ