しあわせのかたち
結局、二人は
中絶する事を決めた
紗姫は最後まで諦めなかった
だが裕也は紗姫を思い
中絶を決意し、紗姫を説得した
紗姫は泣く泣く中絶を決めた
一週間がたち
あたしたちは再び病院に行った
するとあの時の看護師さんが
二人の表情を見て察したのか
「あら、決めたのね。大丈夫ょ!この子は怒ってなんかいない。あなたはいつまでもこの子にとってたった1人のお母さんだもの」
そう言うと看護師さんは笑顔で
紗姫を抱きしめ頭を撫でた
裕也は紗姫に見えないように
静かに涙を流した
診察室に裕也と紗姫が入り、
先生に話した
「そぅ、ツラかったわね。この事忘れちゃダメよ、無責任な行為はしちゃだめ。…それでは日にちなどを決めましょうか」
裕「はい。お願いします」
二人の予定などもふまえ
8月1日に決まった
この日はお祭りの日
二人にとって一生忘れられない日になるだろぅ