しあわせのかたち
薬をもらい家に帰った
すると麻酔がきれ
紗姫は今までにない
お腹の痛みを感じた
裕也に抱かれベッドで寝た
しかしお腹の痛みはおさまらない
紗姫は赤ちゃんのいない悲しさと
激しいお腹の痛みで泣いていた
その横で心配そうにお腹をさする裕也
しばらくすると紗姫は眠りについた
裕也は眠った紗姫を見て安心したのか裕也も眠った
目を覚ました裕也は
手慣れないが包丁を手にし
夕食を作った
そして紗姫も目を覚まし
裕也は紗姫に夕食を食べさせた
紗姫は食欲がなかったが
裕也が一生懸命作っていたので
少し食べた
紗「おいしい、裕也ありがとう…でももぅお腹いっぱい、ごめんね」
裕「ちょっとでも食べれてよかった、薬飲めよ!」
その薬とは子宮収縮止血剤など
二種類の薬を飲んだ
しばらくするとまた
紗姫はお腹の痛みで
苦しそうにしていた
子宮収縮止血剤は
子宮を収縮させる薬のため
お腹が痛くなるのだ
裕也は付きっきりで
紗姫のお腹をさすった
紗姫は何日か裕也の家に泊まった
そしてだいぶ落ち着いた頃
紗姫はアパートに帰ることにした
もぅすぐ夏休みも終わり
学校が始まる