しあわせのかたち
家で1人になると
紗姫はずっと泣いていた
でももぅ泣いてばかりいられない
紗姫は一枚だけもらった
赤ちゃんのエコー写真を
写真立てに入れ、
部屋の片付けをしたり
本を読んだりして
気持ちをまぎらわせた
裕也と別れた方がいいのかな…
今一緒にいても
お互いつらいだけ
でも…
裕「ただいま!紗姫具合どうだ??」
紗「うん…大丈夫」
裕「なんかあったのか??」
紗「あのね、あたしたちこのまま付き合ってていいのかなって…」
裕「…俺は別れたくない。お前が大事なんだょ。」
紗「裕也、無理しないで?」
裕「無理なんかしてねぇよ。…俺はお前と結婚したい。ずっとそばにいてほしい。俺はお前じゃなきゃダメなんだ。」
紗「ゆぅ…ゃ…あたしも裕也が好き。こんなあたしでよかったらお願いします」
裕「やったぁ!!!!振られたらどぅしようかって思ったよ。振られたら俺立ち直れねぇ!」
紗「ありがとう」
紗姫は嬉し涙で一言いったのだった