きみが望めば
「はぁー、、」

あからさまに大きなため息をついてラファは首を落とした。
「おまえ、俺がこわいのか?」
そう言って向けられた金色の瞳はなんだか、、、
なんだろう?

その時、何処からか甲高い鳴き声がした。
「きゃっ!」私の手はまた勝手にラファにすがるように飛びついていた。
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