きみが望めば
ぼわんっ。



「姫、お迎えにあがりました。さあ、お手を。」

「え・・?」

莉乃は目をぱちぱちっと瞬いた。
急に目の前に現れた中世の騎士みたいな格好の男。

「なに?」

煙まで出して、なにこれ??

その中世の騎士みたいなのが言う。
「姫を待つ世界があります。貴方の愛しい王子がお待ちです。」

「は、、はぁ。。?」

「さあ。。」

ぐいっと引っ張られて。。

「ちょ、ちょっとーっっ!!!・・・・」

ぐぐぐん、、、っとコーヒーカップの中へ。。。





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