きみが望めば
アル王子が輝くばかりのお城の中をどんどん進んで行く。輝くシャンデリア、クリスタルの輝き、見上げたあたしにアル王子のきれいな顔が近づいてきた。
「ちょっと、、待って!」

首を引いて避けようとすると、王子のくちびるが額に降りてきた。ぎゅっと身体を硬くした。

「逃がさないよ。」



2度目のキスを奪われた。


そんな、、、。

雷鳴が轟くのが聞こえた。

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