きみが望めば
「お支度整いました。少しこちらのお部屋でお休みくださいませ。」
お手伝いさんたちが部屋を出て行った。
閉じられたドアの向こうには、人の気配があった。逃げないように見張られてるのかな。。
「こんな格好で逃げられないわよ。」
支度中に座らされていたそのままの席で、窓の外を見る。不慣れなドレスで歩くのが大変そうだったから。
「雲が消えたから、虹でも見えるかなー。」
すると、すーっと向こうのほうから虹色の橋が伸びてくるのが見えた!
あたしは目を丸めた。瞬きして虹色の橋が消えてしまったら、と思ったら、目を閉じられなかった。
ぅ、、うそ、、じゃない。
「ほんとなんだ、、あっ!」
虹色の橋はすぐに消えていってしまった。
だけど見た、あたし、見えたらと思ったらほんとに虹を見ちゃった!
嬉しくなった。
お手伝いさんたちが部屋を出て行った。
閉じられたドアの向こうには、人の気配があった。逃げないように見張られてるのかな。。
「こんな格好で逃げられないわよ。」
支度中に座らされていたそのままの席で、窓の外を見る。不慣れなドレスで歩くのが大変そうだったから。
「雲が消えたから、虹でも見えるかなー。」
すると、すーっと向こうのほうから虹色の橋が伸びてくるのが見えた!
あたしは目を丸めた。瞬きして虹色の橋が消えてしまったら、と思ったら、目を閉じられなかった。
ぅ、、うそ、、じゃない。
「ほんとなんだ、、あっ!」
虹色の橋はすぐに消えていってしまった。
だけど見た、あたし、見えたらと思ったらほんとに虹を見ちゃった!
嬉しくなった。