恋時計。


「なにドヤ顔してんの!?そもそもしりとりのやり方分かってる!?」



大きなあくびをしている彼の腕を
ペシペシ叩いても動じない。



「ねぇ柊真ってば聞い………」



「心音」



「っ!なによ?」






ーーーーーーポンッ





「全部最後に''こ''つくから…心音しか思い浮かばねぇんだけど?」




私の頭に手を乗せ、笑顔を見せる柊真。



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