貴方に見せられて

2章 出会い

綺said


お店を出て、家に向かう

私の住んでいるマンションと

仁の住んでいるマンションは隣

なので帰る方向は一緒だ

ちなみに私はお酒を飲んだら

幼くなると言われるが

私はそうは思っていなけど

仁が言うのならそうなのだろう、

ちなみに私はいくら飲んでも普通に歩ける


ﾊﾞｷｯﾊﾞｷﾊﾞｷ ﾄﾞﾝ


一瞬の事だった

大男が路地から吹っ飛んできて

私の少し前を歩いていた仁が

電柱に頭を打ちつけた


綺「じ…ん？！。仁大丈夫？仁！！」


私はすぐに仁に駆け寄る

嘘でしょ、仁！

仁の頭からは血が出ている


大男「ｯッ、クソッ！！」

？「おい！待て！！」


吹っ飛んできた大男は

逃げていこうとしたが、

仁に腕を捕まれ


仁「ふざけんじゃないわよ！」


そのまま背負い投げをされ

気を失った

そして、仁も気を失って倒れた


私は救急車を呼ぼうと携帯を出すと

携帯を取り上げられた


「なにするのよ！ 携帯を返して！！ 」


取り上げたのは大男をぶっ飛ばしたであろう男

？「悪いがそれはできねー」

「はぁ？！ふざけないで！
仁は頭を電柱にぶつけているのよ？！」

？「この女を普通の病院に連れて
行かれると困る。掛かり付け
の病院に連れていく」


男が言い終わると

仁を抱き抱え走り出した

そして、駐車してあった

黒いヴェイロンに仁を車に乗せた


？「お前は乗らないのか？」

「乗るに決まってんでしょ！！」


ドアを閉めるとすぐに車が発車した