冷たくて優しい先輩
   





急いで家に帰って、お風呂や歯磨きを済ませて、学校についたのは遅刻ギリギリだ。




「で、昨日どうだった?」


という紗羽ちゃんの興味津々な質問に普通に看病したというと、つまらなさそうにしたけど、泊まったというと、ええーっ!とかなり大きい声で驚いていた。



「声、大っきいよ!」



「ごめん、へぇー!で、どうなの?」







< 182 / 412 >

この作品をシェア

pagetop