冷たくて優しい先輩




「これ、俺のアドレス。教えてやるから、学校では二度と話しかけてくんなよ」



「それは約束出来ません!」



「はあ?」



「先輩の顔を一日一回確認したいんです」



先輩は私の言葉に頬を引きつらせた。



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