冷たくて優しい先輩




「俺はね、涼葉ちゃん―――――――」






私の言葉は先輩には届かなかった。




そこから、どうやって帰ったのか覚えていないけど、紗羽ちゃんが先生に言って早退させてくれたのははっきりしている。








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