冷たくて優しい先輩




ヨウ先輩は余裕そうだったけど、私は膝に手をついて、息を整えた。



校舎の裏で死にそうになっている。





「ど、どうしたんですか?」



「悪い。これしか思いつかなかった」



ヨウ先輩は私を立たせた。



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