冷たくて優しい先輩




結局長浜先輩のおかげで先輩はいやいやながらも食べてくれることになった。



4時間目のチャイムが鳴ると、猛ダッシュで中庭に駆け込んでベンチを取る。



少しすると、先輩達がやって来た。







「先輩!こっちですよ!」


私が両手をブンブン振ると、こっちに気づいたのかすごく嫌そうな顔をしながらも近づいてきてくれた。



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