先生と、ひとつ屋根の下






「…なに。



青木、俺のこと好きなの?」






「………す……」



言っちゃったけど!…言っちゃったんだけど……







「き…嫌いじゃないです」



「あっそ。」








先生はそれ以上何も聞いてこなかったけど、











でも、二人で隣り合って座るこの感じが、









たまらなく嬉かった。








< 113 / 544 >

この作品をシェア

pagetop