先生と、ひとつ屋根の下
「へへへ、告白です」
私は…先生を好きになってから、
たくさん、
羨ましいなとか、
嫉妬とかしたから………
もし先生が何か不安に思ってるなら、
わたしは何回でも告白します。
「…バカ。
ありがとうな。──────…栞」
「え、………えええっ!!!」
「角田に怒られるから、もう部屋戻っていい」
先生…今、名前で………!!
先にロビーに歩いていく先生のあとを追えなかった。
胸の奥が、キュウゥゥって締め付けられて、
嬉しすぎて、顔が火照ってるから……。