先生と、ひとつ屋根の下



「ま、まさか!全然だよ!!」


「そうなの?
でもバド誉められて嬉しかったな~、
弓道部辞めてバド部に入ろっかな~」




そっか…沙紀ちゃん先生のこと好きなんだ……。













………罪悪感が………込み上げてくる。











そうだ。




先生は、普通に恋人を作って、



愛し合って結婚できたのに。








私があのとき先生の手を取ることがなかったら、






結婚なんてありえなかったのに。













先生を純粋に好きって気持ちが、







私にはないから。







< 24 / 544 >

この作品をシェア

pagetop