先生と、ひとつ屋根の下




「せ、先生…」



「話をしたほうがいいよ。お前の叔母さんってことだろ?」






でも、


私、全く覚えてなくて



話なんか……出来るのかな。








「先生って……?
そちらの方、栞ちゃんの先生なの?」







「あ‥‥‥‥はい、その…」
「初めまして。栞さんの担任の栗原です。そして、栞さんと結婚しました」




せ、先生!!?



「‥‥‥け、けっこん?」




「この話は後ほどでもいいですか?
まずは、彼女に花を供えさそてください」




言っちゃって、良かったの……?




美弥子さん、は、驚いた顔で私たちを見てた。








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